親睦会25周年

2020年の5月12日に日本ストラスブール親睦会は創立25周年を迎えましたが、パンデミックの状況により本来のように祝うことができませんでした。従って、新型コロナウイルスが落ち着いた後に親睦会の25周年記念行事を開きました。2022年の3月12日に、ストラスブールのサン・ピエール・ル・ヴュー教会、ポン・クヴェール橋付近でお祝いをしました。


記念行事では親睦会会長のギ・サンドナー氏と副会長の中谷陽一氏のミニシンポジウムから始まりました。最初の題目は「ワインと酒」でした。コルマールの国立農業研究所(INRAE)の前会長フレデリック・プルシー氏が講演者の紹介をしました。講演者はINRAEのメインコーディネーターのディディエ・メルディノグル氏、名誉研究部長のベルトランド・フリッツ氏、ストラスブール大学の名誉協約教授の中谷陽一氏でした。


講演はディディエ・メルディノグル氏が「ブドウの木の実用化と遺伝子改良」について話すことから始まりました。続いて、ベルトランド・フリッツ氏が、旧親睦会員のクロード・シットラー名誉教授が出版した「ブドウ産地とアルザスのワイン」について話を続けました。それから、中谷陽一氏が「日本の酒とワインの比較」について話してシンポジウムを締め括りました。


そして、ヤマザキノリコ氏がピアノの演奏を披露してくれました。演奏後、「酒とチーズ」を題材にしたレセプションが行われました。ファビアン・リブスト氏がこれを準備してくれました。イベントは盛況のうちに幕を閉じました。


私たちにとって重要な記念行事に協力していただいたすべての講演者の方々にお礼を申し上げます。

同様に、様々な行事を私たちに託し、日頃から支援してくれている皆様一人ひとりにもお礼を申し上げます。皆様なしでは、親睦会は成り立ちません。


これまで皆様とともに素晴らしい年月を過ごしましたが、まだ終わっていませんので、これから更なる体験をともにしていけたら幸いです。