当親睦会は、2023年の6月15日にコルマールの国立農業研究所(INRAE)に訪問できたことを誇りに思います。あたたかな歓迎を受けた後、INRAEの説明を受けて、ブドウの木の遺伝子研究プログラムについて話を聞きました。訪問のテーマが「ブドウの木の健康状態とワインの品質」だったこともあり、ブドウの木の病気に対する抵抗力、ブドウの代謝や香り、そして遺伝資源とブドウの選び方について実験室と温室を訪れて学びました。案内をしてくれたのは、アルザスワインのブドウの産地についての参考文献の著者、並びに当親睦会のメンバーでもある地質学者のクロード・シットラー教授でした。研究所のセラーでワインの試飲をし、訪問は終わりました。
ワイン醸造学について多く学び、とても実りあるイベントでした。
今回の訪問は、グランド・エストの多面性と観光客が普段は立ち入ることが出来ない国境付近の地域を知ってもらう代表的な活動です。
私たちの訪問を受け入れ、多くのことを教えていただいたINRAEにお礼を申し上げます。同様にイベントに参加してくれた方々にもお礼を申し上げます。
次回の催事でもまた、多くの皆さんにお会い出来ることを願っています。